コラム「FPの散歩道」

円は歴史的な安値

2015.09.7

1米ドルは、かつては360円の固定相場で換算するであった。

 

その後は、変動為替相場制となり、今日のマーケットでは、120円を少し割り込んだ水準となっている。

 

このレートだけから判断すると、米ドルの価値は、約1/3になったこととなる。でも単純に円の相対的な価値は、米ドル に対して3倍になったかというと、そうは言い切れない部分もある。本当に比較しようとするなら、1ドル=360円の時代から、現在までの両国経済の動きの違いを加味する必要があるからである。(=実質実効為替レートの考え方)

 

日本銀行は、そ数値を日々発表している。現在は、表面的な為替レートは、上記のように3分の一レベルであるが、実質実効為替レートから判断すると、現在の円の価値は、歴史的な安値水準値となっている。

 

為替には表面的な数字だけでは、判断できないちょっと難しい世界がある。

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