書籍や新聞、様々なメディアが電子化されているが、僕はやっぱりリアルの世界が好きです。本屋には足を運びたいし、新聞もガサガサと音をたてながらめくって読みたいです。そうすると自分の探しているもの以外の何かが、僕にアプローチしてきます。

 本であったなら、「ボクを手に取って読んでみてくれ、きっと君にとってタイムリーだよ」、新聞なら、「この話題は、君にとって今必要なことだよ」と語りかけてきます。

 そんな小さな出会いを大切に、今日も、新聞を机の上に大きく広げて、切り抜きをし、そして、息抜きと称して事務所を出て、ちょっとだけ今日も本屋へ向かいます。