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50代ご夫婦の場合

50代のご夫婦 Wさん
リタイアメントプラン(退職準備と将来設計 )

50代ご夫婦

夫婦二人の年齢もお互いに50歳の後半を迎え、子供も就職し、長男が結婚したとき、娘の推薦でファイナンシャルプランナー(※FP用語ワンポイント)の事務所へ初めてお伺いしました。

ファイナンシャルプランナー

個人の収支・負債・家族構成・資産状況などの情報をもとに住居・教育・老後など人生設計を豊かにするためのさまざまなアドバイスを行う

ある程度の貯蓄もありますし、お互いに身体だけは健康ですので 老後にはそれほど不安はないのですが、一度いろいろなことを相談したいと思っておりました。

世間では色々と不景気の話を聞きますが、夫の場合は、無事定年の退職金が予定通りの金額支払われそうでしたので、その資金の運用方法などを相談に行きたいと思っておりました。

やはり、定年 が近くなるといろいろなことが不安になります。

今までは、会社に相談に乗ってくれた部署があったのですが、昨今のリストラの影響でなくなってしまいました。

退職後の生活設計(※)では、自分たち夫婦でいろいろなことを決めていかなければならないと思ったのですが、 まずどんなことをどんな順番で考えればよいのかそんなことさえ分かりませんでした。そんな漫然とした不安をファイナンシャルプランナー(※)の先生は、順番にゆっくりと解決してくださいました。

退職後の生活設計

給与など働いて得られる収入をベースとする生活から、年金や貯蓄の一部取り崩しなどで生計を維持していくためしっかりとした計画が必要

まず、最初にファイナンシャルプランナーの先生に聞かれたことが、「今後定年を迎え、 第二の人生、セカンドライフに入られるわけですが、定年後にどのような生活を望んでいますか?」でした。こんなことを聞かれるとは、思ってもみませんでしたから、夫と顔を見合わせました。

そのとき夫が主に先生の質問に答える役目だったのですが、田舎暮らしとか近所のボランティアをしたいとか、いろいろなことを申し上げました。モット前向きに色々と考えることがありそうなのですが、そのときはほんと正直何も具体的な考えがありませんでした。

家に帰り、主人ともう一度ファイナンシャルプランナー(※)の先生の質問のことを考えました。昔の 日記などを読み返してみると、実はあったのです、私たち夫婦の夢が。

私達夫婦は、日本文化伝統が好きで各地の風土風習を一時記録していたことがあったのです。

主人は、写真が得意で、私が主に文章を担当しておりました。そのころいつかまとめて出版でもできたらよいね、という話をしておりました。もう かれこれ、二十年ほど前のことになりますか。そんなことをふと思い出したのです。これが、ファイナンシャルプランナーの先生の言っていた、私たち夫婦の夢なんだと思いました。

その後全国で行きたいところをリストアップし、資金計画を作り、ファイナンシャルプランナー(※)の先生と検討をしました。現在は、年に合計60日ほど、主人と全国行脚です。計画では、 5年後に自費出版ですが、300部ほど本にし、昔の友人や、お世話になった人にお渡ししようと思っております。

ファイナンシャルプランナーの先生との出会いが、忘れかけていた夢をもう一度 思い出させてくれました。これも娘の助言を聞きすぐに行動してみたこと、ファイナンシャルプランナー(※)の先生へおかけした一本の電話から始まったのです。人との出会いは、本当にすばらしいですね。

※この例は、フィクションであり、実在の人物を想定しておりません。

CFPCFP

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米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標です。

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